students in the train

「オレもう死ぬから」
乗り物の揺れに、森育ちのキエルは慣れていないのか、乗車三十分早くもダウンしていた。
本人曰く、頭痛と腹痛と吐き気が同時進行で発車オーライなんだそうだ。
確かに死んでしまうかもしれない。
そんな彼を尻目に
「死んでるネ~♪」
と、軽い口調のジェンはシートベルトも締めずに、後方で繰り広げられている地味な戦いを覗き込んでいる。
「キュッチ大丈夫?」
普段は絶対膝枕なんてしないのに・・・。
いつも過剰とも言えるスキンシップを断られ続けてきたミサトだけに、この状態は異常で異様で、しかしちょっと嬉しかったりもした。
――キュッチの髪の毛サラサラ・・・。
隣で乗務員のお姉さんが水を差しだしていることにも気付かずに恍惚に浸るミサト。
「ジェン、からかってるんだったら、お行儀悪いから席座って」
ランスはミサトの乙女空間に入り込みたくなくて、その繋ぎ目となりそうなジェンに静止をかける。
相変わらずジェンは身を乗り出して、ミサトとキエルの乙女(?)空間の展開を見守るばかり。
放り出されたジェンの靴が乗り物の振動で転げても、ジェンはバランスを崩さず楽しそうにキエルとミサトのプライドの攻防を観戦している。
そんなジェンの図太い神経に反面感心しつつ、ランスは目的地までの残り一時間が憂鬱で仕方なかった。
***
この前の脳内ファンタジーで紹介された人々の日常。
・・・微妙にSSとかつけてみたり
なんか妹が物書きで異様に文章が上手いだけに、こういうところに小説と名の付くモノを載せるのは気が引けます(汗)
でも載せちゃう(爆)
キエル(左下)は、乗り物の前にそのプライドは役立たずのようです。
ここぞとばかりにスキンシップを図るミサト(左上)。
対照的にジェン(右上)は楽しそうです。ランス(右下)はほぼ保父さん。
なんかもうちょっと進めたいなぁ。この話。
漫画かけるかなぁ(小説は微妙らしい)
ちなみにキャラはあと50人以上は居ます。
いや、全部は出ないけど(汗)
もしこんな調子のでも読みたいという方、いらっしゃいますか?
何人かいらっしゃれば考えます。てかなんとかします(笑)
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