テレビで放映しているのをコスプレの衣装製作している途中でふと見てしまった。
なんとなくBGMで流しておくつもりだったのですが、この映画はBGMにはならなかった。良い意味で(苦笑)
デフェスの感想もう何ヶ月越しだけど後回し!(こら)
誰が主演とか、誰が監督かとか、いつ公開の映画か、とかは私にとってどうでも良い事なのですが、参考までに少しだけ書いておきます。
初公開年 2000年
主演 シャロン・ストーン、ビリー・コノリー
監督 スティーヴン・メトカーフ
えーと、最初の方はあんまり覚えてないんですよね。チャンネル替えたら放映してたものだから(笑)
確か脳腫瘍で大きな手術前だか余命1ヶ月位だかの見た目4、50のおっちゃんが、奥さんに『あなたはつまらない』とか言われて離婚。おっちゃんはもう最期かもしれない、と南だったかな?そっち方面。とにかく宛のない旅に出るんですよ。
『行き先はどこでも良いから、冒険するんだ』って。
それまで冒険してきてない、みたいなくだりがあったかもしれない。
なんか阿呆列車に似てる。そういう考え方好き。
この辺では映画だかドラマだか分かっていなかった私←
とにかくそれでおっちゃんは旅に出て、確か競馬場で大穴を当てて、あるシングルマザーに出会うんですよ。
おっちゃんは競馬場で当てた金を誰かに寄付、そうだ、シスターに寄付しちゃうんですよ。それでシングルマザーのお母さんに凄いヒステリックに怒られる。
大穴当てて寄付とかばっかじゃないの!?
みたいな(笑)アスカか(笑)
でもおっちゃんは何ともない顔で『当たり前』って言って。
ここで金に困ってたシングルマザー、バカ正直の良いカモを見つけた、とおっちゃんに色目振りまく。
おっちゃんの財布すったり、すったのを別の男のせいにしたり。
この辺りでなんか先が気になるな、となる私。
そしてこれ以上はネタバレになるかもな、とも思う私(笑)
でもとにかくこの財布が後々キーになってきて、ジョーのおっちゃんがいかに『beautiful』かが分かる。
とにかくシングルマザーとジョーのおっちゃんは様々なところに置いて正反対なんですよね。
まず男と女である。
女に捨てられた側と男を捨てた側である。
節制の効いた生活を送っている、暴飲暴食カジノで散財は当たり前。
病気のせいで死ぬかも知れない、二人の子どもを育てていく未来がある。
そして、正直者と、嘘つき。
人間を変えようとは思っていないジョー、人間を変えようとしてるシングルマザー、アリス。
映画の展開としては非常に淡々としていたように思います。
マトリックスみたいに凄いカメラワークやCGを駆使したわけでもないし、戦場のピアニストみたくのっけから最後まで目が離せない、という訳でもない。
でもこれのここを感じ取って欲しい!という物が嫌みったらしく露出してない分、何を感じたらいいんだ、何を送ってきているんだ、この映画はどういう映画なんだ!と最終的には私が食いついちゃう結果に。
すごいしてやられた感。
だから興味のない人は興味がないと思います。
さあ、映画をみるぞ!
という人にも向いていないと思います。
何が面白いの?っていう人もいると思います。
この映画は絶対的に見る側を尊重している気がする。
いや、そんな大層な物ではないかも知れないです。描きたい事を描いて、そして、これはどう見える?とただ単純に聞いてるだけかもしれない。
でも私は
『これはなんかちゃんと見なきゃいけない気がする』
と思って、見てしまいました。多分そう難しい映画ではないし、号泣という訳ではないと思うんですけど、ストーリーの合間にちょいちょいすっっっっごくリアルな人間像が入ってくる。
DVとか、闇金とか、マフィアとか、離婚とか、シングルマザーとか、しゃべらない子どもとか、盛り込まれてる要素は重いのにそれがリアルな人間が背負ってる物だから他人事じゃなくて、かつ映画の中のファンタジーだから見られる。
DVDのあらすじには“ハートウォーミングストーリー”うんちゃら、って書いてありますがあれ違う(笑)
私には
『人を変えようと思ってもいない人間が人を変える事が出来る』
ていうのが見終わった映画全体の感想。むしろ冷静になった。
あ、あと正直に生きたいって何度目かの確認をしました。
物語のビューティフルジョーみたいに現実の私が上手くいくとは思ってないけど。
理想を抱くだけは自由だもんね!(笑)
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